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僕がオルタナティブスクールを始めたいと思った理由vol 1


⭐️小川ドミニク崇之


今日はこのテーマで熱く語ってしまおうかなと思います!

多分かなり長い文章になると思います。

2回か3回に分けて投稿するかもです☺️


そう、あれは中学生の頃だった・・・。


僕はめっちゃ先生を観察する子だった。

「おお、今の上手いなー」とか、

「あちゃーーー。みんなのおふざけで先生めっちゃ困ってるじゃないか・・・」とか、


先生視点でクラスを見ていて、自分でも変わった生徒だよなあ・・・って思っていた。


大学は勿論教育学科。


様々な教育理論を学んで、自分は絶対に素晴らしい先生になるんだ!と心に誓っていた。

当時から問題になっていた不登校、ひきこもり。


子ども達が学校に行きたくなくなってしまう理由にはどういうものがあるのか、ものすごく興味があり、自分はそういう子達の味方になりたいと願っていた。


昔からヒーロー願望の強い性格で、困っている子達を救いたい!と心底思っていた。

(今でも思っています。)


そうして迎えた4年生の教育実習。


僕は理想論の世界から現実の世界に叩き落とされることになります。


30人を超える子ども達がそれぞれの思いを好き勝手に口にすると授業はもう成り立ちません。


ただのカオスになります。


なので先生に求められるのは子ども達を静かに落ち着かせる事、各々の抱いている興味ではなく、みんなで学ぶべき内容に興味を移させる事、先生の思い描いたシナリオ通りの反応を見事に引き出す事。


そういう高度なテクニックが必要になります。


実際に先輩先生がそれをやってのけているのを見ていて、その手腕に圧倒されると同時に大きな違和感を感じていました。


その授業内容に興味を持てていない子は時が経つほどに他の子との理解度の差が広がっていき、その教科がどんどん嫌いになっていく。


結局、机について先生の話に集中している事が最良とされて、自由な空想、体を動かしながら考えたいという欲求、思うままに動く自発性、なんかは『余計なもの』として扱わなきゃいけない事になる。


子どもの一番子どもらしい部分をいちいち押さえ込んで、大人みたいな振る舞いをさせなきゃいけないなんて、そんなの俺には辛すぎる!!!!


極端な表現をするなら、『従順な聞き分けの良い大人』を量産するロボット工場みたいな場所に見えてしまった。。。!


🔥🔥俺が人生を懸けてやりたい事はこんな事じゃないっ!!🔥🔥


もっと子どものぴょんぴょん飛び跳ねるような自由な心を守りながら学ばせてあげたい。


もっと注意や小言の少ないところにしたい。


色んな楽しい事を次々と体験できる、ワクワクするような学校って作れないものか??


子どもが嫌々机に向かわせられる6年間と、楽しい事をやりまくって脳が常時全開の6年間とでは成長の度合いは違うんじゃないか?


後者の方が学力付くんじゃないか??


そんな思いに心を掴まれて、大学卒業後も教員採用試験は受ける事なく、20年近くこの夢を棚上げしてきました。


この3年間、「うきさと遊学舎」という名前で子ども達と遊びまくる会をやってきましたが、実際に学校を立ち上げる計画には至らず、「学校を作りたいんです!」と方々で語る事しか出来ていませんでした。


そして今年の春、ハッレ倭の倉田マリさんと知り合いました。


「私も学校を作りたいと思ってるんです!」


娘さんが学校に通い始めた頃からマリさんは学校の不条理さが気になるようになり、子どもも学校の時間に縛られてやりたいことができないというスタイルに嫌気が差してきて、お互い行かなくてもいいという感じになり、今は行きたい授業だけ行くスタイルになっているそうです。


マリさんは昔村役場だった建物を2年前に購入した所で、その建物を学校にしたいという想いを胸の中に暖めていたという話でした。


初めてその話を頂いた時、僕はぶったまげました。


「こんなに素敵なホールのある、可愛らしいレトロな校舎で学校が出来るなんて考えた事なかった!想像の斜め上を行く展開だっ!!」


「「是非やりましょう!」」


僕は即答していました☺️☘️


〜つづく〜

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